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中国:「独占」される富と「世襲」される貧困

貧富格差が拡大を続ける中国。改革開放から20余年を経た現在、富裕層と貧困層の「固定化」という恐ろしい現象が現れてきているそうです。

富の「独占」貧困の「世襲」現象が蔓延(羊城晩報)
http://news.163.com/06/0213/16/29RT7QCV0001124T.html
冷静に考えれば、こうなるのはわかっていたのかもしれません。もともと中国はコネが物を言う社会です。コネがあればいい学校にも通えますし、就職も楽です。

日本社会にも「コネ」は存在しますが、中国のそれはスケールが違います。比較するのは難しいのですが、敢えて喩えるなら利根川と長江の差とでも言えるでしょうか。すみません、ふざけた喩えで……

この原因は「公」の概念に乏しいところにあります。このため

「権限=権益」

となり、公職者・民間企業職員に係わらず手元の権限を目一杯使って私服を肥やすのが中国のスタンダードなのです。

加えて

「持ちつ持たれつ」

の人間関係哲学が信奉されている中国社会ですから、権限の受益者は個人に止まらず、

家族⇒親族⇒宗族⇒同郷⇒友人⇒友人の友人⇒その他「黄金のモナカ」持参者すべて

と無限に拡大していくのです。

権力者は打ち出の小槌のように「コネ」から「カネ」を生産する一方、富裕層は「コネ」を「カネ」で購入。そしてその「コネ」が「カネ」を再生産します。こうして「権力」と「富」が一体化していったのが改革開放の歴史でした。

そして20余年を経た現在、それこそ道に「カネ」(機会)が転がっていたような、元手さえ集めれば誰でも故郷に錦を飾ることができた時代が終焉を迎えつつあります。そして迎えたのが富裕と貧困の固定化時代……

もちろん事はこれで終わりません。元は公有制の社会、富裕層の財産は多かれ少なかれ「公」のものを一部の人間が不正に山分けしたところから来ている訳ですから「持たざる者」の不満は言わずと知れたものがあります。

おまけに政府が社会支出を大幅に削ったため医療費と教育費が高騰、病気になっても病院に通えず、義務教育すら受けられない人が続出。まさに貧困層を切り捨てる構造が制度化されてしまったのですからタダで収まる訳がありません。

こうして、貧困層に「仇富」(富裕層に仇を成す)の気風が生まれたのが2005年の中国社会です。

そして2006年、政府が打ち出したのが「新農村」政策。貧困層の代表である「農民」にスポットが当てられました。

結果どうなるのか……来年の今頃には一先ずの回答が出ているでしょうね。

まずはお手並み拝見ということで(笑)。
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